『低酸素トレーニング』色々なスポーツで
アスリート人は、既に実践していると耳にします。
が、わたしのような”一般人”の間でもチラホラと、、、
「低酸素トレーニングをしている!」という人が増えて来た気がします。
聞いた事あるけど、、、実際のところどうなの?
普通のトレーニングと何が違うの?
効果はどうなの?
そんな疑問をお持ちの方も多いと思うので、今日はわたしが
低酸素トレーニング体験に行ったお話をしたいと思います!
『低酸素トレーニング』との出会い
わたしが「低酸素トレーニング」と出会ったのは、
先輩ランナーからの紹介でした。
※詳しくはこちらの記事に書いてあります。
『サブ4達成』 フルマラソン出走経験者なら、ピンとくるワードかと思います。 フルマラソン(42.195㎞)を4時間以内でゴールすることを 目標とするランナーは多いです。 わたしも、そのうちの1人でした。 なぜラ[…]
フルマラソンを何回か走り、サブ4.5(4時間半以内にゴール)をしてから
次の目標は「サブ4だ!」と思ったわたしは
サブ4を達成した先輩ランナーに「サブ4を達成するまでにした事」を聞きました。
正確には、、、聞き出しました(笑)
そして教えてもらった事が2つ。
- 1つ目:サブ4達成を目指す練習会に参加する
- 2つ目:低酸素トレーニングを行う
この時初めて「低酸素トレーニング」という言葉を耳にしました。
これがわたしと「低酸素トレーニング」との出会い。
『低酸素トレーニング』とは一体??
「低酸素トレーニング」と聞いたら、あなたならどんなことをイメージしますか?

これくらいしかイメージできなかったのですが、、、
まぁこれはわたしのイメージ力が低いとかではなくて
同じようなイメージを抱く人が多いのではないかな?と思うのですが…
どうでしょう?
そもそも「低酸素トレーニング」とはなにか?
低酸素トレーニングとは「高地トレーニング」のことで、
人間の環境への適応能力を活かし、運動能力向上につなげるトレーニング方法。
高地とは、低圧、低酸素、低温の環境のことで、効果的な標高は1500~3000mとされています。
高地では酸素濃度が薄いため人間の体は酸素を取り込みにくくなり、血中の酸素濃度が低下します。
体は環境に適応した酸素濃度を確保するために、体内で赤血球数や
ヘモグロビン濃度を増加させます。この体の適応能力を活かして
結果につなげることを目的としている。

『低酸素トレーニング』メリット・デメリット
なにごとも、メリット・デメリットがあると思います。
ただその割合は重要ですよね。
では「低酸素トレーニング」のメリットとデメリットは??
・持久力のアップ
・酸素運搬・消費力のアップ
・トレーニング方法(行う場所)
・長期・定期的持続の必要性
「低酸素トレーニング」(高地トレーニング)の最大の特徴と言えるでしょう!
平地ではかけることのできない負荷をかける分、体の能力を引き出すことができので、
競技種目や目的に合わせ、適切な負荷・期間を設定することで
パフォーマンスアップに繋がること間違いなし!
『低酸素トレーニング』の体験に行ってみた!
既に低酸素トレーニングを行っている先輩ランナーに、都内某所にある
『低酸素トレーニング』が行えるジムに連れて行ってもらった。
ドキドキ・ソワソワ
ジムに行くと個室があり、その中に1台ずつトレッドミルが入っている。
その部屋を開けると”低酸素”状態になっているという。
さらっと説明を聞き「体験してみますか?」と聞かれ
「お願いします!」と伝え、更衣室でウエアに着替えた。
シューズは無料で貸し出してくれた。
低酸素ルームに入る前に、血圧と脈?みたいなのを計った。
健康診断の時くらいにしか血圧なんて測らないから、
いつもと同じくらい とか いつもより高いor低いとかもわからないけど(笑)
初体験の前で心拍が上がっていたかもしれない(笑)
そして、低酸素状態になっているとい低酸素ルームの部屋の扉を開けた・・・・・
『低酸素トレーニング』をしてみての感想は・・・
低酸素ルームのドアを開け、中に入る。

と一抹の不安を抱えていたのだけど、実際入った感想は
「ん?これが低酸素ルームなの?」というくらい、わたしは
変化があまりわからなかった(笑)鈍感?

数分お話タイム。



普段、外を走るペースよりも
普段、トレッドミルで走るペースよりも
ずっと遅いペースでOKとのこと。
そして、低酸素ルームで走る時間が30~40分と決められていた(そこのジムは)
30~40分走っただけでも、低酸素状態なので効果は2時間走ったのと同じくらいとか!
忙しい現代人にはとっても有難いですよね!
でも、速度がいつもよりゆっくりだから「これ効果あるのかな?」と思ったのが
実際のところ。
10分毎にトレーナーさんが、心拍とVO2MAXを計りに来てくれて
体調の変化などを管理してくれる。
VO2MAXとは、運動中に体内に取り込まれる酸素の最大量の事。
最大酸素摂取量とは「有酸素運動能力」を意味し、全身持久力の指標として用いられています。
聞きなれた言葉で表すと「心肺機能」」
VO2MAXは、日本語で“最大酸素摂取量”を意味し、名称は V = 量(volume)、O2 = 酸素、MAX = 最大限(maximum)に由来しています。
単位は、毎分リットルなどの絶対量、もしくは、mL/(kg・分)などの体重に対する相対量を使用します。
「VO2MAX」は、成長とともに上昇するため、幼少期からの成長過程でいかにトレーニングしてきたかで差がつくらしいです!
例えば

と聞かれ、

と答えたとします。
けれど、心拍だったりVO2MAXは正直なので
自分が「元気元気、まだイケる!」と思っても
身体が実はお疲れモードだったりすると、数値でちゃんと現れるので
トレーナーさんはトレッドミルの速度を上げず、「このままのペースで行きましょう」
と判断してくれるそうです。
そして40分間、低酸素ルームで走り、終了。
普段外を走るペースよりも、普段トレッドミルで走るよりも
遅いペースなので、全然疲れていないというのが正直なところ。
ただ、低酸素ルームを出たら「あ!空気が違う!」と思わず発したほど
やっぱり「低酸素だったんだ」とわかる(笑)
着替え終わり、トレーナーさんに感想を聞かれた。
↑上記で述べたことを伝えたら

と。
まとめ
『低酸素トレーニング』がどんななのか?
説明を何度も聞くよりも、やっぱり百聞は一見にしかず!ということで
体験できてよかった。
低酸素ルームで30~40分、普段よりゆっくりペースで走っている時は、
普通に(有酸素で)早いペースで走る方がいいんじゃないか?と思ったのだけど
トレーナーさんに言われた通り、帰宅する帰りの電車の中で睡魔に襲われた。
そして帰宅したら、バタンキューZzz
普段よりもゆっくりペースで40分くらいしか走っていないと思ったけど
そこは「低酸素トレーニング」なんだな!と実感。
こんなに眠くなったの初めて。
と、いうわけで そういった体験や実際「低酸素トレーニング」を行ったことで
フルマラソンの結果を出した先輩もいるので、わたしも「低酸素トレーニング」を始めてみようかと。。
その記事はまた更新します!