『忘れらない人、場所、思い出』…。あなたにも何かありますか?
わたしはここ最近、そんなことに気付かされる瞬間が重なり、ちょっと寂しいような…いや、かなり切ない気持ちになりました。でも別に「ずっと忘れられない」と思ってたわけじゃなかったので…そんな自分にびっくりしました。あなたにも、そんな何か…ありませんか??
『忘れられない場所』だったはずなのに…
昔よく通っていた場所があって。そこは『楽しかった思い出』がいっぱーい詰まった場所でした。でもそれと同時に『悲しい思い出』も詰まっている場所で。
だから、、できれば「行きたくない場所」になっていて…
かれこれ5年くらい行っていなかった。
「行かないようにしていた」というのが正しいかな。
でも久々に行く用事が出来て、その思い出の場所に行きました。
なぜだろう。ものすごく緊張した。
その場所についたら、よく通っていた時の事が色々と思い出されて嬉しいような…なんかよくわからない気持ちになって、心臓がドキドキしていた。
あーここでこんな会話をしたなぁ。とか
あーここのお店でご飯食べたなぁ。とか
すごく懐かしい気持ちでいっぱいになった。
でも「あれ?ここにこんなお店なかったな。前はなんのお店だったっけ?思い出せない…」というような場所がいくつかあり
「人の記憶って、儚いなぁ」と。
『忘れられない記憶』は、辛いこと?ハッピーなこと?
ある人が、テレビ番組で言っていた。
「僕の卒業旅行は、雪山登山で過酷な思い出しか残ってません」
MCの人:「それは残念ですね」
「いえいえ。それが狙いだったので」
MCの人:「え?!それはどうしてですか?」
「人間って、楽しかった記憶よりも”辛かった記憶”の方が忘れないんですよ。だから過酷な思い出を作りたくて」
なにげなーく見てたテレビ番組だったから、正直なんていう名前の芸能人の発言かも覚えていないのだけど
その言葉だけは、すごくインパクトがあって

と思ったんだよね。
あなたも「あれは辛かったなー」と、今でも覚えている記憶、なにかありませんか??
わたしが思い浮かんだのは、学生時代の「部活」や「文化祭」での出し物の練習でした。本番成功した時の嬉しさよりも「あの練習辛かったなぁ」という方が、よーーーーーーーーく覚えていますもん。
『忘れられない』そんな風に思っていなかったけど…
この間、友人の結婚式に参加して来ました。そしたらそこに、昔付き合ってた彼も共通の友人なので来ていて4年振りくらいに会いました。
別れてからは、会う事も、連絡を取り合うことも一切なかった。4年の年月だから特に外見的に変化(太ったとか、ハゲたとか)もなく、、、でも特別久しぶり感もなかった。
その後友人を交えて会話をしていた。
お互い老けてなくてよかったけど「変わらない」ってつまらないなーなんて思っていたら
1つだけ…彼の変わったところを見つけてしまった。
それは…彼の左手薬指に指輪がつけられていた事。

私より先に結婚したなんて。。悔しい!!
なんて気持ちにはならなかったけど…衝撃だった。
付き合っていた時の彼は、結婚願望は無くて、縛られたくない!ずっと遊んで居たい!子供も好きじゃないからいらないし!そんな彼だったからね。
そんな彼も4年で色々心境の変化とかあったのかな?あの時の、わたしの知ってる彼はもういないのかな。
なんて思ったら、ちょっと寂しかった。
その後、2人で話す機会があって元彼と会話をした。

元彼:「うん、ありがとう。久しぶりだね」
実は忘れられていなかったのかもしれない。。。
他愛の無い会話をしていたのだけど…そこである事に気付かされた。
わたしは、彼と付き合っていた時、彼がショートカットが好きだという事と「東京OLちゃんはショートが似合う」ということで、ずっとショートカットにしていた。
でも彼と別れてからは「わたしはもうあたなの好みの女じゃないんだよ」という思いから、髪を伸ばしていた。
背中の真ん中くらいまでの長さがあったから、いわゆるロング。
美容室に行くと「バッサリ切る予定はないんですか?ショートカットとかお似合いになりそうですよね」なんて言われても
ショートカット=元彼の好みの女でいるのは…という思いからずっと伸ばしていた。
けど、数ヶ月前にショートカットまではいかないけど、肩くらい(セミロング)くらいまで切った。
ロングのわたしに見慣れてる人は「結構切ったね~」という感じだったけど、元彼と付き合ってた頃のショートカットのわたしを知ってる人からしたら、まだ長いレベル。
だから4年振りに会った元彼にしたら「髪伸びたね」という感じかもしれない。そう思ってたら…
「東京OLちゃん変わらないね。髪型も」と。元彼さん。

と思ったら、わたしはフリーズしてしまった。そしてその時思った。
4年の年月が過ぎ、彼は結婚もして、今は違う女性が彼の隣にはいる。
わたしは「髪をショートにしたら、彼好みの女だと思われるから!」とロングにしてたけど…わたしの髪がショートでもロングでも、彼の中にわたしはもういなかったのにね。
別れた時は、わたしの方から「価値観が違うな」と思って別れを告げたけど…その後きちんと気持ちを切り替えられていなかったのは、わたしの方だったのかもしれない。
4年前の、わたしを見てくれていた彼はもうここにはいなくて、あの時から1ステップも2ステップも前進しているんだ。それなのに、わたしは前進どころかストップしたままなんだ。
そんな事を痛いくらいに感じさせられた。
結婚・出産…目に見えて変わって行くまわりの変化
アラサーになると、結婚式や新居のお祝い、出産祝いを何人分したかな?と思うほど、まわりをお祝いする機会がとーっても増えます。
わたしはというと、「結婚」や「出産」という目に見えて変化が起きているわけではないので「何も成長してなくて、変化もしていない」という感じだけど、毎年行ったことのない国へ旅行に行き出国・入国時にパスポートに教えてもらうスタンプが増えて行くことに喜びを感じているのです。
うふふ。自己満だけど成長や変化はしてるもんねーなんて思ったり(笑)
『忘れられない』ことがあってもいい!
『忘れられない』人とか、場所とか、思い出とか…人には必ずと言っていい程あるのかもしれない。でも、ムリにそれを忘れようとしなくてもいいんじゃないかな?
5年前にわたしがよく通ってた場所で「行くと色々な事を思い出してしまうから、行かないようにしていた」のに
実際そこに行ってみたら「ここになんのお店があったか思い出せない」という事があったように
記憶とは、本当に儚い。
「思い出そう」とすればする程、思い出せない。
だから「忘れよう」とすればするほど、忘れられなくなってしまうのかもしれない。
わたしが頑なに”髪型をショートにしたら、元彼好みの女でいるみたいだから!”とロングにしてたのも、まさにそれに近いと思う。
でも、このタイミングで元彼に再会できてある意味良かったのかもしれない。
「あの時の彼はもういなくて、彼はわたしのことなんて、もうこれっぽっちも気にしていないんだ」ということがハッキリとわかったから。
だからこれからは「ショートカットには絶対にしない!」なんて、変なプライドは捨てよう!!と、さっそく美容室の予約をとって来ました!!
ホットペッパービューティで「カットに自信があるお店」を見つけて、わたしに似合う髪形にしてもらってきたよ!!
カットだけじゃなくて「カラー」が得意なお店だったり「パーマ」が得意なお店とかジャンルで分かれてたりもするから、ぜひ色々参考にしてみて!!
あなたも一緒にイメチェンしましょうヽ(^o^)丿